教員インタビュー

上滝 尚史
Hisashi Jotaki

担当科目:地熱井掘削

上滝尚史先生
経歴1980年 北海道大学 工学部 資源開発工学科卒業
2004年 九州大学 地球資源システム工学専攻 博士課程修了(工学博士)
1980年 出光興産株式会社 入社
資源部 主任部員、地熱課長、地熱事業室 事業推進課長を務める
2022年 出光興産株式会社 退職(勤務年数42年)
2022年 日本地熱協会 顧問
担当科目地熱井掘削
地熱井掘削計画・工事監理・坑井試験:地熱開発に重要な役割を占めている坑井掘削についての基礎的な知識から実用的な監理技術の習得をします。
掘削技術専門学校に勤務したきっかけ国内の地熱開発現場においては、掘削技術者が高齢化し、また、若手技術者が不足していることから開発が停滞しています。
地熱開発を推進するために、本学で若手技術者の卵に基本的な掘削技術を教えることで、現場で活躍できる人材を輩出することに魅力を感じました。
初めて教壇に立った時の感想2022年度は開校したばかりで4名の新入生で授業が始まりました。
4名の真剣な眼差しと掘削という新しい分野に挑戦する気持ちが感じられ、大変嬉しく思いました。
教えるうえで気を付けていること学生自身が授業に対して受け身になること無く、自分達で考えて・調べて・まとめてみることで、自立した社会人であり掘削技術者として成長するような動機づけをすること。
座右の銘は「継続は力なり」(≒ Rome was not built in a day):若い時から何か一つでも構いませんので、一生大切にできるものを見つけて続けることは、自分の人生(心)を豊かにできます。
趣味趣味と仕事が混ぜこぜになっていますが、全国各地の温泉を巡り&美味しいものを食べること。
人生設計国内では掘削技術者専門学校で技術者を育成し、チャンスがあれば海外でも掘削技術者の育成に係る仕事に携わりたい。
在校生や未来の学生に向けて掘削技術者を志して本学に入学した君達には、私も同じ掘削技術者であることから仲間が増えて嬉しく思います。
自然が相手の仕事で自分達だけの努力では解決できない問題が多々ありますが、常に挑戦する気持ちを忘れないで下さい。
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