企業からのメッセージ：株式会社INPEXドリリング様

本校の卒業生の就職先として想定される株式会社INPEXドリリング様からメッセージを頂きましたのでご紹介いたします。

この学校に対するご希望や期待など

2020年10月に「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを国が宣言したことにより、環境負荷の少ない自然・再生可能エネルギーへの転換等が加速される中、地下の熱源を利用して発電に寄与する地熱井の掘削業務に携わる技術者はその活躍を益々期待されています。

掘削技術専門学校におかれましては、その基礎となる技術を生徒にしっかりと教授頂き、現場研修を経て即戦力となる技術者の育成をお願い致します。株式会社INPEXドリリングは、卒業生が活躍できる職場を提供するとともに、2050年カーボンニュートラルに寄与できるよう会社全体で邁進していきます。

採用した学生の会社での教育や将来像

株式会社INPEXドリリングは、2012年4月に親会社である株式会社INPEX（旧国際石油開発帝石）の削井現業部門と統合したことにより、生業とする地熱井関連の業務のみならず、石油・天然ガス井の掘削、地球温暖化防止に資する二酸化炭素を地中に貯留する坑井の掘削、地震災害の予防に役立つ深部地震観測井掘削等、様々な坑井掘削を行っています。

そのため、冬場の閑散期において、計画的かつ効率的なプログラムによる各種研修を実施するほか、必要な資格や技術の取得促進はもとより、自己啓発として、取得したい資格等の応援もします。 将来的には、自ら坑井掘削計画を立案・実行・管理し、社会に大きく貢献していただきます。

奨学金返還支援制度を導入致しました

株式会社INPEXドリリングは奨学金を返還する社員の経済的な負担を軽減して、安心して仕事に専念してもらうために、2023年12月1日から奨学金返還支援（代理返還）制度を導入しました。支援内容は、日本学生支援機構（JASSO）からの奨学金について本人が返還している場合に、10年間で総額1,800,000円（月額では本人の月額返還額を上限として15,000円）を限度として代理返還するというものです。

掘削技術専門学校を修了した方々を経済的にバックアップする制度として、お役に立てれば幸いです。ご不明な点が有りましたら、株式会社INPEXドリリングのホームページの「お問い合わせ」からお尋ね下さい。

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